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2006年6月 7日 (水)

情報基盤強化税制の使い勝手は?

 このたび、経済産業省が「産業競争力のための情報基盤強化税制について」の情報ページを同省のホームページ内で立ち上げました。これは、平成18年度税制改正で、従来の「IT投資促進税制」(廃止)に代わって登場した「情報基盤強化税制」についての情報ページですが、税制の説明はもちろん、導入のためのQ&Aも用意されているなど、なかなか良い情報ページになっています。一度、ご覧になられると良いでしょう。

 情報基盤強化税制は、青色申告を行う法人や個人事業者がセキュリティの国際基準「ISO/IEC15408」をクリアしたOSやデータベースを導入した場合、同時に設置したサーバーやソフトウエア等を含めて、税額控除(10%)または特別償却(50%)を選択できる制度です。IT投資促進税制との大きな違いは、対象機器が絞られたこと、資本額によって必要な年間投資額が定められたこと、そして「ISO/IEC15408」クリアという基準が設けられたことなどです。

 この「ISO/IEC15408」という基準があるために、この税制を難しいと考えている人は多いようですが、一般的なコンピュータで使われているOS(WindowsXPなど)やデータベース(オラクルなど)は、既にこの基準をクリアしています。実は、この条件をクリアするのはそれほど難しくありません。

 むしろ問題は、必要な年間投資額が定められたことです。たとえば資本金1億円以下の企業なら年間300万円(リースなら420万円)以上の設備取得が求められるのです。比較的に設備投資額の少ない中小企業にとっては、利用効果は多少落ちますが「中小企業投資促進税制」の方が使い勝手が良いかもしれません。

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